さわやかな風が心地よい季節になりました。1歳児クラスのあひる組では新年度を迎え新しいお友だち、職員との出会いから1ヵ月がたち、毎日一緒に過ごす事でお友だちや、職員の認識がより深くなってきました。それとともに慣れ保育では、スキンシップを多くとれることと遊びの中から友達や職員とのふれあう遊びを多く取り入れます。皆様は子どもが大好きな遊びをご存知ですか?1つはわらべうた(触れ合い遊び)です。特に乳児の場合はまだ言葉の表出も個人差がありますが大人が歌うわらべうたが聞こえると目を輝かせて近くにやってきます。最近、私が子どもたちと行っているわらべうたは”かじやのかっちゃん“と言うものです。
私は足の裏を歌いながら優しく触れ合うのですが、わらべうたにはルールや決まった音程は無く、各自が思い思いに行うのが良いとされています。このわらべうたを1人やり出すと私も!僕も!とみんな次々に足を差し出してきます(笑)最近のAちゃんのお話しをします。Aちゃんはわらべうたが大好き。私が座っていると足や手を差し出して来て”やって~“と要求してきてくれます。最後にくすぐる場面があるのですが、くすぐられるのが分かってるので、その場面になると自然と口角があがるのがなんともかわいいのです。主流である”1本橋こちょこちょ“もみんな大好きで、最後のくすぐる部分を声色を変えたり、リズムを変えたりとアレンジしてあげるとより楽しめますので、ぜひご家庭でも少しの時間で良いので触れ合い遊びをしてみてください。わらべうたの効能として大人と子どもがお互い身体のさまざまな場所に触れ合うことで、身体を動かす楽しさや、手指の感覚を養ったり、遊びの中でスキンシップを取りながら周囲との関わりを楽しみ、安心感や愛着を持つことで自己肯定感を高め、子どもと触れ合うことで、安心感や親しみをもち愛着関係を育むと言われています。乳児に関わらず、幼児の子どもたちも当てはまるので、これからもたくさんわらべうたに触れて心も体も成長する手伝いが出来れば良いと思います。あひる組 阿部