まだまだ暑い日が続いていますが、毎日元気いっぱい過ごしている子ども達。最近では鉄棒、しっぽ取りゲーム、午後おやつを自分で運ぶなど、遊び、生活、共に新しい事にどんどん挑戦する姿を見ていると、ひと回り大きくなったな~と感じる今日この頃です。そんなりす組さんで職員が成長したな~と感じた場面を少しだけピックアップしてみました。
おままごとをしていた時の出来事です。「せんせーできたよー!」たくさん野菜の入ったお味噌汁を作って職員にご馳走してくれたA君。職員がいただきますの挨拶をして「もう食べていいの~?」と尋ねると「うん、いいよ!食べ終わったお野菜はこっちのお皿にいれてね!」とテキパキとしたお返事。続けて職員が「玉ねぎちょっとにしてほしいな~」とリクエストをすると「は~い!じゃあ2個なら食べられる?後…大根食べられるよね!」とまるで職員のような頼もしい会話をする事ができました。また、同じままごとゾーンにいたBちゃんは、なにやらお友だち数人で遊んでいる様子。たくさんのお野菜が入ったポシェットを首から下げてお出かけの真っ最中でした。3人で遊んでいるのかな?と思いきや、Bちゃんの中ではA君も仲間に入っていた「おとうさーん!早くしないといっちゃうわよー!」なんて可愛らしい一言も聞こえてきました。ついこの前までは、ごっこ遊びといっても、同じ空間で同じ遊びをしているという印象が強かったのですが、今では色々な会話をしたり設定を作ったり、何かになりきって遊びを展開することができるようになったのです。
ごっこ遊びは心の発達、創造力、観察力、社会性など様々な力を育むと言われています。遊びながらこんなにたくさんの力が付くなんて素敵ですよね。また、ごっこ遊びをする時は、環境を整える事、子どもの世界観を見守る事、そして大人が一緒に楽しむ事が大切だといいます。これから子ども達が楽しめることを優先的に、子どもの発達に合わせた遊び方を取り入れサポートしていきたいと思います。りす組 川上