秋も深まり、少しずつ冬の訪れを感じる季節となりました。寒くなっても子どもたちは元気いっぱいに身体を動かして遊び、楽しんでいます!最近のひよこ組では給食前の時間に「からだ☆ダンダン」や「ピカピカブ〜!」などの身体を動かしたくなるような曲を流すことが日課になっています。音楽が聞こえてくると体を揺らしたり、ハイハイでお部屋の中を動き回ったり、恐竜やサルなどお気に入りのポーズをしたり、保育士の真似っこをして身体を動かしています。音楽に合わせて、止まる踊りのときはピタッと止まり、ぎゅーと抱きしめる振り付けのときはお友だちにぎゅーっとしていて、しっかりと動きを覚えています。タイトルを見て「0歳児でダンス?」と思う方もいらっしゃるでしょうか?リズムに合わせて身体を動かすことは十分にダンスだと言われています。乳幼児期に身体を動かすことは大切と言われています。そこで乳幼児期に身体を動かすことはなぜ大切なのか、詳しく調べてみました。乳幼児期は、歩く、走るなどのいろいろな動き(基本的な動き)を身につけやすい時期です。この時期に色々な動きが身についていないと、大きくなってから自分の体を自分でコントロールすることが上手にできなくなってしまいます。動きはスポーツをするためだけに必要なのではありません。
普段の生活で無意識にやっていることには全て動きが伴っています。色々な基本的な動きが無理なくスムーズにできるからこそ、その組み合わせである様々な生活の動きやスポーツの複雑な動きが不自由なくできるのです。色々な動きを身につけるためには色々な動きを経験することが必要で、それがハイハイやマットの上り下り、ダンスなど全身を使った遊びなのです。木月保育園では特に乳児期のハイハイをする時期をできるだけ長く行うようにしています。なぜなら、ハイハイは腕の力が付き、足の親指で蹴る全身の動きの基礎になっているからです。また、身体を動かして遊ぶことには健やかな心の育ちを促す効果や身体を使って色々なことができることで子どもが自信を持ち、意欲的になるなどの意味があります。身体を動かして遊ぶことには運動機能の発達だけでなく、心の育ちや積極性を高めるなど様々なことに関連していることが分かりました。これからも子どもたちの発達に合わせて戸外でも室内でも工夫をして身体を動かす遊びを行っていきたいと思います。 ひよこ組 櫻井