木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「なでなで♪」0歳児ひよこ組編

2023.12.25

気づけばあっという間に12月も中旬になり、今年も終わろうとしていますね。ひよこぐみの子どもたちも、入園して早8ヶ月がたち、たくさんの成長をした姿を見せてくれています。今日はAくんがお友達に対して、おもいやりの気持ちが見られたエピソードをお伝えしたいと思います。Aくんは、4月に入園した当初は、毎日泣いて過ごすことも多かったですが、日に日に保育園に慣れ、今ではお友達のことが大好きで、お友達と仲良く一緒に遊ぶ姿が多く見られるようになってきました。今月に入り、ひよこぐみに新しくお友達Bくんが入園してきました。入園初日、Aくんは早速Bくんの元へ近寄り、自分の手に持っていた車のおもちゃを『はい!』と渡していました。そのあとも、次から次へと色んなおもちゃを持ってきてくれたり、Bくんが寂しくなって泣いてしまうとその都度、頭を撫でてくれました。そんなAくんの姿を見て、とても成長を感じ、また愛着の大切さを感じました。0歳児クラスの1年は、とても成長が著しい時期ですが、身体の発達はもちろん、心の成長を感じた瞬間でした。0歳児の発達には、大人との関わりが欠かせません。子どもたち一人ひとりの発達状況を把握し、そのときどきに合った関わりを意識すること、信頼できる大人に見守られているという安心感や心地よいと感じる関わりを大切にすることで、心や言葉の発達、運動機能の発達にもつながっていきます。Aくんも不安なときに優しく受け止めてもらった経験があったからこそ、お友達に優しくしてくれたのだと思います。大人との信頼関係がうまれると、次第に愛着をもつ対象の人が広がっていき、お友達やまわりの人にも優しく関わることができるようになります。Aくんの姿を見て、改めて愛着関係の大切さを感じました。これからも、子どもたちが安心して過ごせる環境をつくり、子どもとの愛着を大切にしながら過ごしていきたいと思います。ひよこ組 百々

 

 

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