木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「センパイの教え」0歳児ひよこ組編

2024.06.24

新年度が始まって2ヶ月が経ちました。ひよこ組のお友だちもかなり慣れてきて日々を楽しく過ごしています。さて、今年のひよこ組は例年までとは違います。以前は0歳児クラスをひよこ組、1歳児クラスをあひる組としていましたが、今年から両クラス合同で毎日を過ごしています。担任もそれぞれのクラスでいますが、活動を一緒に行い分け隔てることなく両クラスの子どもたちと過ごしています。そんな6月のある日のことです。ひよこ組の子に興味を持ったあひる組のAちゃんがひよこ組のBちゃんの名前を覚えて「Bちゃん、Bちゃん」と声をかけ顔を覗き込んでは頭を撫でてあげたりニコニコ笑顔でお世話をしてあげていました。また、そんなAちゃんにBちゃんも応じてお互いにニコニコしていました。Aちゃんの姿を見て他のお友だちもひよこ組のお友だちに興味を持ち始め声をかけたりするようになりました。Aちゃんのお世話してあげたい姿も微笑ましいのですが、ここで注目したいのはBちゃんの姿です。入園から2ヶ月が経ち、保育士の温かな声掛けやスキンシップなどを経験し園での生活にも慣れ、安定して過ごすことができるようにやってきました。保育士との信頼関係が構築されてきて、周りが少し見えてきていろいろなお友だちの存在に気が付きます。園での生活や保育士や他児との関係の心地よさからもっともっと意欲的に生活をしていき心身ともに育つ土台を形成していくのです。これまでは保育士との関係でそういった土台を築いていましたが、これからはあひる組のお友だちともそういった関係を築き、より豊かに過ごしてほしいと思います。ひよこ組 一柳

 

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