木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「幼児組への憧れ」2歳児りす組編

2024.09.16

暑さが和らいできて、少しずつ夏の終わりを感じられますね。今回はある日の朝の子ども達の出来事を話したいと思います。りす組では早番の子ども達がいつでも水分補給ができるよう、保育室には水筒が用意されています。そこで「おみずのむ!」という子ども達が水筒の水をコップに入れて飲んでもらっていますが、その日は水筒がなかったので幼児組に行って水分補給をすることにしました。自分のコップを持ち手すりにつかまり、ゆっくり階段をのぼっていく子ども達。幼児のフロアにつくととても嬉しそうです。幼児組には冷水器が置いてありそこから自分でコップに水を注いで水分補給をします。

 

 

 

普段できない行動にわくわくしながら一人一人列に並び順番を待ち、幼児組さんの気分を味わいながら普段できない初めての行動が体験できました。既にテーブルには椅子に座って水を飲んでいる幼児組さんがいました。そこで立ったまま水を飲んでいるA君をBちゃんが見て「すわってのむんだよね!」と私に教えてくれました。幼児組のお姉さんをお手本にしているからこそ、その言葉は出たのだと思います。日常生活から幼児組さんの食事の様子を見に行ったときには「おにいさんおねえさんはあしをあげてなかったね!」と言って正しい姿勢で給食を食べてみたり「ようじぐみさんになれる?」と様々な場面で言っていたりと、幼児組さんへの憧れの気持ちをとても抱いていることがわかりました。りす組でも、幼児組への準備としてお当番活動や食事のバイキング式、お帰りの会を取り入れており、どんどんお兄さんお姉さんになれるよう成長していることが伺われます。木月保育園では進級前には移行期間があり、4月より前に幼児組のフロアで生活することになります。その時りす組の子ども達がどんなかっこいい姿で幼児組のお兄さんお姉さんと過ごすのか今からとても楽しみです。これからも日常生活で自分でできることは自分でやり子どもの力を伸ばして素敵な幼児組さんになれるように日々過ごしていきたいと思います。りす組 服部

 

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