木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「あ~ん」からのニコニコ笑顔 1歳児あひる組

2024.10.21

青空と白い雲が、いつもよりキレイに見えるようになり、長かった残暑も少しずつ減ってきてようやく秋らしくなってきました。今年度は0、1クラスで活動を行っています。ひよこ組のお部屋とあひる組のお部屋と廊下を使って34名のお友だちが過ごしています。あひる組のお部屋の中に0歳児の子ども達がゆっくり遊べるゾーン、廊下では身体を動かせる動の遊びのゾーン、ひよこ組のお部屋におままごとゾーン、パズルや穴通し手先の玩具ゾーンを設置して、子ども達がお部屋で遊びに集中出来るようになっています。その中で子ども達が好きな遊びを見つけ楽しんでいます。先日おままごとゾーンで子ども達が遊んでいる時の様子をお話したいと思います。Aちゃんは最近おままごとが大好きでお皿に食べ物をのせて食べる真似っ子をして楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

隣で遊んでいたBちゃんが私に「はい!あーん」と食べさせてくれました!「美味しい!ありがとう。」と言うとBちゃんは隣に座っていたAちゃんにもお口にスプーンで「あーん」と食べ物を食べさせてくれました。Bちゃんは「美味しい?」と聞くとAちゃんはニコニコ笑顔です!「一緒に食べれて嬉しいね。」とお話すると2人はお顔見合わせてニコニコ笑顔でした。2人のやり取りが出来て楽しんでいたので、私は少し離れてCちゃんのそばに行きました。

 

 

 

 

Cちゃんが持っていた食べ物を私にくれました。「ありがとう。美味しい!」とお話するやり取り見ていたAちゃんが側にきました。するとCちゃんは食べ物をAちゃんのお皿に入れてくれました。Aちゃんは嬉しそうにCちゃんのお口に食べ物をスプーンにのせて食べさせてあげました。2人ともあひる組の中では低月児なので、言葉のやり取りはあまりないのですが、一緒に食べる真似をしてニコニコ笑い合い、ペットボトルで乾杯をしていました。

 

 

 

 

 

 

1歳児の子ども達は、物のやり取りをしたり、取り合ったりするなど、友達との関わりが生まれてきます。また一人遊びから徐々に保育者が仲立ちすると、友だちと一緒に遊ぶ姿も見られるようになります。 友達や周囲の人への興味や関心が高まります。「○○のふり」や「○○のつもり」遊びを楽しみながら想像性を養ってイメージが自由に行き交う面白さや楽しさを味わいながら、身近な大人や子どもとのやり取りが増えていきます。この時、子どもの発想を妨げないように見守ることと、一緒になって楽しむことが大切だと思っています。子ども達との遊びをこれからも楽しみ広げて行きたいと思います。1歳児あひる組 齋藤

 

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