風が冷たくなってきて朝晩の冷え込みも強まり、秋から冬の気配も感じられるようになってきました。気持ちよく遊べる季節となり、あひる組さんもたくさん戸外で遊んでいます!あひる組さんは「園庭に出るよ〜」と言うと帽子を自分でとって被り、下駄箱から靴と靴下を持っていき、テラスで靴下と靴を履きます。戸外遊びが大好きで自分たちでこの流れをこなしていく子が多いのですが…どうしてもテラスに座ると…
「できない〜できない〜」と悩ましい声が聞こえてきます。靴下が履けなくて戸外に出られないのです。履けるようになったお友達は自分で履いて外に飛び出していきますが、できないお友達は先生待ち。「やって〜」と言われますが、「順番になっちゃうから少し自分で頑張ってごらん〜」と声をかけてみると、あひる組のAくんはがんばって靴下を足にかけました。履き口を伸ばしてつま先を入れるということがとても難しく、今までは少しやって「できない〜」と諦めていました。しかし、この日は違いました。一度できなくてまたチャレンジ!すると…「できた!」と嬉しそうな声が!「できたよ〜」と改めて靴下を履いた足を見せてくれました。「もう片方もがんばってみて!」と応援しましたが、この日は残念ながらもう片方はうまくつま先が入らず、少しお手伝いをしました。日々子どもたちは成長しながら新たなチャレンジをしています。あひる組さんは今着脱を自分でやるチャレンジを増やしています。そのためにままごとには靴下やズボンを置いてみて遊びの中でチャレンジできるようにしています。置いている靴下は子どもの足にピッタリのサイズではなく少し大きめサイズです。こうすることで履きやすくなり、子どもたちは履き方を覚え、できた!の回数も増えていきます。まだつま先がうまく入れられない子にはつま先だけ靴下を履かせてあげて、踵まで入るように靴下を引っ張るやり方を散歩や園庭に出る度に繰り返し伝えています。現段階では踵まであげられる子はとても増えました!このように段階を少しずつ少しずつ引き上げながら、子どもたちの「できない〜」を「できた!」に変えていろんなことにチャレンジできるようにお手伝いしていきたいと思っています。あひる組 新屋