「冬」を感じながら日々遊びを楽しんでいる子どもたち。乾燥している季節なので、こまめに水分補給の時間をつくり、体調管理などに気を配りながら元気に過ごしていきたいと思います。
今回は季節に触れた出来事のお話をしようと思います。12月25日にクリスマス会を行いました。クリスマスの絵本やあわてんぼうのサンタクロースの音楽に合わせた手袋シアターを見たり、シールをオーナメントに見立てて模造紙で作ったクリスマスツリーにシール貼りをしました。また、おやつの時間にはクリスマス仕様のランチョンマットを敷いておやつを食べました。
子どもたちは絵本や手袋シアターをとても集中して見ていました。シール貼りでは「もっと貼りたい!」と教えてくれてシールを何度ももらってたくさん飾り付けをしてくれました。
12月の制作ではお雑煮を作りました。12月に制作した作品は1月中に飾られているのでお正月から連想してお雑煮にしました。お雑煮の具材のお餅やかまぼこなどをシールにしてお椀からはみ出ながらも器用に貼ったり、「おしまいにする?」と聞くと机に置いてあったシールを自ら取って貼ろうしていて、まだやりたい気持ちを行動で教えてくれるお友だちもいました。こういった季節にあったことを行うことで子どもたちはまず第一に楽しい経験をすることができます。そして、壮大なお話にはなってしまいますが、クリスマスやお正月にまつわるものなどの文化的な啓蒙は子どもたちの世界観を広げ、文化への理解と尊重の精神を育むことに繋がります。今回のクリスマス会や制作を通して子どもたちはいつもと違った雰囲気や季節感を感じながら楽しめたのではないかと思います。四季と関連させたことができるよう担任間で意見を出し合い、少し特別感のあることを企画し、そしてそれが子どもたちの楽しい思い出、季節に興味を持つきっかけとなったら良いなと思います。 ひよこ組 櫻井