木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「ぼくもわたしも おにいさんおねえさん」幼児組編

2025.02.03

暦の上では立春も過ぎました頃。幼児組ではいよいよ移行が始まりました。子どもたちには昨年末から、もう少しでりす組さんが2階に上がって来ることを伝え、少しずつ進級への意識が持てるようにしてきました。そして迎えた移行1週目。今まではぞう組、きりん組のお姉さんお兄さんに助けてもらう事が多かったうさぎ組さんは、どんな風に年下のお友達と関わるかな?と少し注目していました。すると、職員の想像を超えた姿を見ることができました。まず驚いたのは、お昼寝の時のこと。パジャマに着替え終わったAちゃん、いつものようにゾーンに遊びにいくのかな?と思いきや、職員のところにやってきて「トントンします!」と自ら声を掛けてくれました。

 

 

 

また、いつもはお着替えを手伝ってもらうことが多かったBくんも、「トントンするからお着替えしなきゃ!」と自分のお着替えを頑張る姿が!そして、2人のお手伝い姿を見てみると、ちょっぴり緊張しているのか、真剣な表情や慣れてくるとニコニコと誇らしげな表情を見せてくれました。また別の日には、帰りの会の前にグループごとに並ぶ際、Cちゃんが自分のグループのりす組のお友達の手を繋いで、グループに連れていってあげる姿が見られました。まだりす組が来て2日目なのに、もう同じグループのりす組さんを覚えていた事にも驚き、連れていってあげようという気持ちを持ってくれた事にも驚き、その成長にとても感動しました。職員が思っていた以上に、子どもたちにお兄さん、お姉さんになるんだという気持ちが芽生えていたのだなと感じるエピソードでした。そしてこれまで1年間、自分たちがしてもらってきた事をしっかり覚えていたからこそ、次は自分たちがやってあげる番だという気持ちになれたのだと思うと、とても素晴らしいですよね。これからも思いやりの気持ちを持っていろんな年齢のこお友達と関わっていけるといいなと思います。うさぎ組 川上雪乃

top