木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「ひとりって寂しいことではないよ」幼児組編

2025.02.24

保育園の様子を送迎の際や保育園からの連絡アプリなどの写真で我が子を見た時に、一人で遊んでいる写真が多いと心配になる保護者がいらっしゃると思います。また、お迎えの時に、周りの子はお友達と遊んでいるのに我が子はいつも一人。そんな様子を見れば、「我が子には友達がいないのではないか?」「集団の中で生活ができていはいのでは?」と心配になることもありますよね。子どもの一人遊びの捉え方はどのようなものなのでしょう。一人遊びをしている時の子どもの表情をよく見ると、真剣に何かを考えていたり楽しそうな表情をしていないでしょうか。そんな時は、自由に自分の世界に集中していて内面的な世界を広げている時だと思います。つまりその時間も子どもにとってはとても大切な時間であると考えられます。また、一人で遊んでいるときに独り言を言いながら遊んでいる姿も見られることがあります。それは自分の世界の中で考えていることを声に出していて、解決の道を探っている時間であり創造力、想像力を思案して成長過程と捉えることができます。一人遊びは、自発的に行う遊びであり親が玩具などを提供して遊ぶものではありません。自らが面白いな不思議だなと思い取り組んでいるからこそ大切な時間であります。その体験こそが知識や経験として吸収され成長につながるのです。よって、子どもにとっては貴重な時間となるため、安心して見守っていくことが大人の役割だと思います。幼児組 蛭﨑

 

 

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