木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「遊びの中で知れること」0歳児ひよこ組編

2025.03.03

先日、「いっぽん橋こちょこちょ」のふれあい遊びをして遊んでいると、続々とお友だちが集まってきました。手を伸ばして近づいてきたり、足の裏でやってほしくて近くにきて寝っ転がる子がいたり、様々でした。すると、順番を待ちきれなかったのかAちゃんが何か思いついたようで、自分の体でいっぽん橋こちょこちょをやろうと、お腹に指を立てて這わせてみたりお腹をポンポンと叩いてみたりしていました。それを見ていたBちゃんがこちょこちょをするタイミングで「こちょこちょ〜」とその子のことをくすぐりに行きました。2人でキャッキャッと戯れて遊んでいる姿に、少しずつお友だち同士で遊ぶ姿が見られるようになってきたなと感じました。この時期の子たちは認知機能が発達してきて少しずつ周りのことがわかってくる年齢です。周りにいるお友だちとも関わろうとしますが、まだ相手の気持ちなどを汲み取るなどは難しく、お互いの気持ちが衝突してしまうこともあります。今回のケースは穏やかに終わりましたが、このようなふれあい遊びなどを通して自分とは違う感情を持った他者がいることなどに徐々に気づいていきます。我々、保育士が間に入ってやり取りなどを見せ、保育士や友だちと十分触れ合うことを通して親しみをもち、安心して保育園での生活を過ごすことができるようにこれからも援助を続けていきたいと思います。ひよこ組 一柳

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