「子どもはいつでもどこでも見ています」フリー編
子どもと接しっていて“ハッ!”とする瞬間。ありますよね。ある日私が幼児組の子どもたちと一緒に園庭で遊んでいると、あひる組のAくんに手をひかれ〝ここに座って〟というような仕草をするのでしゃがむと木の枝を差し出され、満面の笑みを浮かべて私の方を見ていました。まだ言葉が上手に話せない1歳児。一瞬〝何の微笑みなんだろ・・・〟と考えていて、彼のして欲しいことに気づき、「あっ!!」と思わず声を出してしまいま
子どもと接しっていて“ハッ!”とする瞬間。ありますよね。ある日私が幼児組の子どもたちと一緒に園庭で遊んでいると、あひる組のAくんに手をひかれ〝ここに座って〟というような仕草をするのでしゃがむと木の枝を差し出され、満面の笑みを浮かべて私の方を見ていました。まだ言葉が上手に話せない1歳児。一瞬〝何の微笑みなんだろ・・・〟と考えていて、彼のして欲しいことに気づき、「あっ!!」と思わず声を出してしまいま
乳児組では異年齢保育を取り入れています。月齢や発達によって子ども達の成長の差があるので、子ども達一人一人の発達に合わせて散歩や制作などの活動を行っています。発達合わせて散歩などを一緒に活動をする事で歩行力や言葉など遊びや生活の中で成長がすごくよく見られるようになりました。 1才児のAちゃんはクラスでは高月齢児で遊びもとっても上手でAちゃんの真似をする子も多いです。Aちゃんは2才児とお散歩に行った
りす組の子どもたちもいよいよ移行が始まり幼児組で過ごすようになります。その前に様々なことにチャレンジしています。 今まで生活面では着脱や排泄や食事面など少しずつ自分で出来ることを増やしてきました。出来るようになったという自信を糧に色々なことに興味を持ちチャレンジしよう!という気持ちが高まっています。 今、遊びの面では集中力が必要となる少し難しめなパズルやハサミを出しています。難しめなパズルは最初
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 1月になり移行が始まり、りす組さんが少しずつ幼児組へやってきます。それと同時に、ぞう組さんの午睡がなくなり小学校への準備も始まり、今年度も残りわずかだと感じます。 幼児組で乳児クラスへのお手伝いに行く「お手伝い保育」があります。これは、うさぎ組からぞう組まで誰でも行ける「ちびっこ先生」です。乳児クラスへ行き、一緒に遊び小さい子の見
寒さも少しずつ厳しくなり、本格的な冬の訪れを感じられる頃となりました。先日行われた生活発表会では、運動会とはまた違った子ども達の成長した姿を見て心が暖まったのではないでしょうか。子どものこれからの成長が益々楽しみになりますね。 先日、ひよこ組の部屋で絵本を持っていたBちゃんに対し、Aちゃんが近くへ行き「かーちーてー(貸して)」とお願いをしていました。するとBちゃんはAちゃんの貸して欲しいと言う気
冬の寒さを感じる時期になりました。その中で子ども達は元気よく遊んでいます。ある日の園庭で遊んでいる時の出来事です。 子ども達は各々で好きな遊びをしていました。Aちゃんが「お団子作って」と私に話しかけてきたのでAちゃんと一緒に砂場でお団子を作りました。するとBちゃんとC君も「作って~」と言うのでお団子を作り、お皿に乗せて渡しました。お団子をもらった3人はテーブルでおままごと遊びが始まりました。お昼
「学ぶ」の語源が何かを皆さんご存知でしょうか。「学ぶ」とはその昔「真似ぶ」という言葉だったそうで、それが変化していって「学ぶ」になったといわれています。(諸説あり) 子どもたちは何かの真似を通して経験したことを学んでいるのです。 クラスの子どもたちの姿を見るとそのことを実感する場面に出会います。ある日のお部屋あそびでのことです。子どもたちに新しく出した洗濯バサミのおもちゃがあったのですが、いまだ
木月保育園の幼児ぐみでは、毎月4曲ずつ、季節の歌をうたっています。なかなか4曲の歌詞を覚えるのは大変と思う方もいるかと思いますが、毎年歌っている歌も多いので、子ども達も自然に、上の子たちの歌をきいて、覚えていきます。沢山の歌の歌詞を載せている、スクラップブックのようなものも絵本コーナーに置いているので、それを見ながら、友だちと歌遊びを楽しんでいる子もいます。 11月の歌は、『大きな栗の木の下で』
幼児の男の子との話です。当番の時間に彼と関わることが多く、当時の彼は旅行先で乗った電車を廃材や紙で作ることに熱中していました。 ある日、「東急線つくりたい!一緒に作ろ!」と誘われたので「いいよ!なにで作ろっか」と電車作りが始まりました。彼は白い紙と色鉛筆を持ってきて電車を描いていきます。電車を描き終えるとサイコロの様に折り始めて屋根は長さを調節した紙を貼ろうとしていました。さすがにそれではふにゃ
「ごめんねは?」子ども同士のトラブルの後、ついつい言ってしまいたくなる言葉。「ごめんね」って謝っておしまいにしたい。そんな大人の気持ちが表れている言葉だと思います。 7歳の娘と、3歳の息子を持つ2児の母の私も、家ではついつい言ってしまいます。「ねねにごめんねは!?」って。でも、そのあとハッとするんです。ごめんねをしても、子どもが自分のしたことを理解していなければ言葉は言葉でしかないんだなって。必